こんにちは。
森口九喜子(KUKIKO)です。
前回まで、
無料演奏から抜け出せなかった
Aさんの相談についてお話ししました。
今日はそこから一歩進めて、
演奏が仕事として成立する人と、
なかなか形にならない人の
決定的な違いについてお伝えします。
違いは「才能」や「経験」ではありません
最初にお伝えしておきます。
この違いは、
演奏の上手さでも
経歴の長さでも
年齢でもありません。
実際に、
演奏歴が短くても
安定して仕事を続けている方もいれば、
長年演奏していても
ずっと無料のままの方もいます。
では、
何が違うのでしょうか。
成立する人は「演奏を行為として見ていない」
演奏が仕事として成立する人は、
演奏を
その場限りの行為として捉えていません。
誰に
どんな目的で
どんな時間を
どんな形で提供するのか。
演奏の前に、
この全体像が整理されています。
一方、
なかなか形にならない人は、
演奏そのものに意識が集中しています。
うまく吹けるか
ミスをしないか
満足してもらえるか。
その結果、
仕事としての説明が後回しになり、
依頼する側が判断できなくなってしまいます。
成立する人は「決めている」
もう一つの大きな違いは、
決めているかどうかです。
何分の演奏をするのか。
どんな内容なのか。
どのくらいの対価なのか。
仕事として成立している人は、
これらを自分の中で決めています。
相手に合わせて
柔軟に調整することはあっても、
何も決まっていない状態では
現場に立ちません。
一方、
形にならない人は、
その都度、相手任せになりがちです。
すると、
話は曖昧になり、
結果として
無料や低価格に流れてしまいます。
成立する人は「演奏以外」を整えている
仕事として演奏が続いている人は、
演奏以外の部分も
きちんと整えています。
誰がやっているのか。
どんな演奏なのか。
安心して頼める人なのか。
これが分かるだけで、
依頼する側の不安は
大きく減ります。
逆に、
この部分が整っていないと、
どれだけ演奏が良くても
仕事としては成立しにくくなります。
できるかどうかではなく、知っているかどうか
ここまで読んで、
お気づきかもしれません。
演奏が仕事として成立するかどうかは、
能力の差ではありません。
考え方と仕組みを
知っているかどうか。
そして、
それを順番に整えているかどうか。
それだけの違いです。
学びの場について
演奏を一時的な活動ではなく、
長く続く仕事として形にしたい方のために、
演奏の現場と考え方を
体系的に学べる場をご用意しています。
演奏活動実践スクール
https://kukiko.online/school-guide/
次回は、
では具体的に
何から整えればいいのか。
最初の一歩について
お話しします。
それでは、また次回。
森口九喜子(KUKIKO)
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ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
この「演奏で稼ぐ ここだけの話」は、
無料演奏から抜け出し、
演奏を仕事として続けていくための考え方を
一話ずつお伝えしています。
▶︎ 第5話はこちら
https://kukiko.online/kokodake-5/
▶︎ 「演奏で稼ぐ ここだけの話」全40話まとめページ
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