こんにちは。
森口九喜子(KUKIKO)です。
前回は、
予算がないと言われたときに
演奏者がどう考え、どう対応すればいいのか
についてお話ししました。
今日は、
多くの方が一度は迷う
このテーマについてお伝えします。
どこからが仕事で、
どこまでが善意なのか。
境目があいまいだと、苦しくなります
演奏の世界では、
この境目がとてもあいまいです。
頼まれたから。
喜んでもらえそうだから。
断りづらかったから。
こうした理由で
善意から演奏を引き受けているうちに、
いつの間にか
それが当たり前になってしまう。
その結果、
自分だけが
苦しくなっていくケースを
何度も見てきました。
善意の演奏が悪いわけではありません
まず誤解しないでほしいのは、
善意で演奏すること自体が
悪いわけではない、ということです。
誰かのために
無償で演奏したい。
その気持ちは、
とても大切なものです。
ただし、
問題になるのは
それが自分の意思ではなく、
流れで続いてしまう場合です。
仕事かどうかは、条件で決まります
演奏が
仕事かどうかを分けるのは、
気持ちではありません。
依頼内容
時間
準備
責任
対価
これらが整理され、
合意されているかどうか。
ここがはっきりしていれば、
それは仕事です。
逆に、
何も決まらないまま
なんとなく引き受けている場合、
後から苦しくなりやすくなります。
善意でやるなら、線を引いてください
もし善意で演奏するなら、
自分の中で
必ず線を引いてください。
この条件まで。
この回数まで。
この期間まで。
線を引くことは、
冷たさではありません。
自分の演奏と時間を
大切に扱うための
必要な判断です。
有償と無償を分けられる人が、長く続きます
演奏活動を
長く続けている人ほど、
この線引きが
とてもはっきりしています。
だから、
善意の演奏も
仕事の演奏も
どちらも大切にできます。
逆に、
すべてをあいまいにすると、
どちらも続かなくなります。
自分で決めていいのです
どこまでを善意にするか。
どこからを仕事にするか。
これは、
他人が決めるものではありません。
演奏する本人が
決めていいことです。
その判断を持つことが、
演奏を
仕事としても
活動としても
大切にする第一歩になります。
学びの場について
善意と仕事の線引きを
どう考え、どう決めるのか。
演奏活動を
無理なく、長く続けていくための
考え方と仕組みを整理しているのが、
演奏活動実践スクールです。
https://kukiko.online/school-guide/
次回は、
この線引きをしたあと、
演奏者が
次に直面しやすい悩み。
仕事として続ける自信がない
という気持ちについて
お話しします。
それでは、また。
森口九喜子(KUKIKO)
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ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
この「演奏で稼ぐ ここだけの話」は、
無料演奏から抜け出し、
演奏を仕事として続けていくための考え方を
一話ずつお伝えしています。
▶︎ 第19話はこちら
https://kukiko.online/kokodake-19/
▶︎ 「演奏で稼ぐ ここだけの話」全40話まとめページ
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